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アイデアで悩みを解決【パン屋ではおにぎりを売れ】要約

こんにちは、マーシーです。
今回は「パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法」を要約します。

パン屋なのにおにぎり??
なんで??

普通そう思いますよね。
ちょっと不思議なタイトル、これは何かあるなと思い購入しました。

読んでみると、人間関係にもビジネスにも使えるノウハウ満載でした。
仕事(営業)でマンネリ化を感じていた僕にとっては発想の転換のきっかけとなり、
本書はとても刺さりました。


みなさんは売れない商品があって悩んでいませんか?
打開策が欲しいと思った経験ありませんか?

そんな頑張るあなたに発想の転換になるきっかけを与えてくれると思います。

こんな人に読んで欲しい

・現状を変えたいと思っている人
・いつも同じ考えに辿り着いてしまう人
・新しいアイデアを求めている人

さっそく本書の結論をお伝えします。

考えをずらして新しい価値を発見すること

ここに集約されるのかな、と思います。

考えをずらすとは

考えをずらす?


そうなんです。
ゴリゴリに凝り固まった考えをずらそうというのです。

本書で言う「考える」とは、
考えを広げる考えを深める」です。

この「考えを広げる方法」の一つとして、


ずらす法」が書かれています。

「ずらす法」とは

ずらす法」とは、
行き詰った場面や、どんづまりの課題を解決したい場面で有効な考え方のことです。

すでに存在するものに新しい風を吹かせたいときに使える方法で、価値の再発見が出来ます。


モスバーガーは「ライスバーガー」を、
マクドナルドは「ごはんバーガー」を発売しヒットさせています。

ハンバーガーはパンであるという発想からずらして商品が作られています。

では、「ずらす法」を使うとどうなるか、それは

新しい価値を生み出せると強調されています。

パン屋ではおにぎりを売れの真意とは

新しい価値を生み出す発想をしようということです。
本書のタイトルはその思いを込めて名づけられているんだと思います。

パン屋はパンだけを売る良さはもちろん分かります。
パン屋でナンバーワン店を目指す経営者も多いと思います。

ただそこに、
パン屋さんが本気で作ったおにぎり」という、考えをずらす発想するとどうなるでしょうか。


きっとそこにはすごい魅力が生まれます。

「食べてみたい!」
「どんなのを作るんだろう!」という興味が湧いてきませんか。

他にもフレンチのシェフが作るカレー、焼き鳥屋さんの人気ラーメンとか、
ずらして価値や魅力を生み出すことで人気になっているお店は多く存在するのも事実です。

新しい価値を生み出す具体例

考えをずらして成功した具体的事例が紹介されています。

ボイスレコーダーの市場をずらしたジャパネットたかた

ジャパネットたかたは、
ボイスレコーダーは取材で使うもの」という常識から、

「おじいさんやお母さんこそ使うべき」と訴えました。
おじいさんには物忘れ、お母さんにはメモ代わりとして訴求しました。


取材などの音声を録音するためのものから、物忘れを防ぐ、親子のコミュニケーションツールに価値を変換させ、新しい価値を生み出しました。


ジャパネットたかたは、
新しい商品を開発したわけではなく、既存の商品の魅力を横にずらして新しい価値を発見したのです。

作業着の市場をずらしたワークマン


ワークマンはずっと作業着専門のイメージがあったと思います。
現在はワークマンプラスという形態で次々と出店し人気を博しています。

ワークマンは作業服をスタイリッシュ化しました。
作業服だけでなくアウトドアの分野に市場をずらしました。

高価格で高機能という市場は激戦だったものの、低価格で高機能という市場が空いていたんです。

だからアウトドア専用の商品を開発するのではなく、既存の商品の価値の再発見をして市場をずらしてこの分野の開拓に成功したのです。

本「のび太という生き方」の市場をずらした出版社

のび太という生き方」は、もともとはビジネスマン向けに作った自己啓発本だったんですが、
ここ数年で売り上げが伸びました。

POSデータを見ると意外にも40代女性の購入者が多かったそうです。
なんと!小学生の母親が、読書感想文の題材として購入していたんです。

それに気づいてからはビジネス書から児童書のコーナーに移動させたそうです。

ビジネス書から子供向けの読書感想文に使えるポジションにずらして成功したわけです。

まとめ

「ずらす法」を使って新しい価値を生み出すことです。

売れなくなっている商品やサービスを「ずらす法」を使って見直してほしいと思います。

仕事だけでなく、人間関係、恋愛、家族間における悩みにも解決のきっかけを与えてくれます。

考える技術を身につけることで、難問に遭遇してもそれを乗り越えられる力になってくれると思います。

この記事では「ずらす法」を紹介しましたが、
本書には他にも、

かけあわせ法
うんこ漢字ドリル

脱2択
「A or B」ではなく「A and B」

など考えを広げる&考えを深めるさまざまな方法が紹介されています。

あたりまえになってしまったことも一度ずらす法で見直すと新しい価値が生まれる可能性があります。

発想の転換にきっと役に立つと思いますので、
ぜひチェックしてみてください。

ではまた。

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